シニアの働き方セミナーの内容

昨日、お話しをさせていただいたセミナーのひとコマですが、内容を簡単にご紹介してみたいと思います。 まずは、レジュメのタイトルから……。

「ライフプラン・キャリアプラン・マネープラン」自分らしい暮らしを実現するために

「少子高齢化社会のオモテとウラ」

「ライフとキャリア」

「三つの健康とバランス」

「ライフとマネー」

「収入と支出のバランス」

「希望するライフスタイル」

「ライフプランニング(家計のキャッシュフロー分析)」

「一時的ニーズと真のニーズ」

ライフプラン・キャリアプラン・マネープラン

全体の流れはこんな感じですが、私が開業以来、実際のご相談をとおして感じたり考えたりしてきた経験をもとにして構成しています。 老後(とはいっても60代は、まだまだ若いのですが)の働き方や暮らし方は、今後もますます多様化していきます。 もちろん、価値観も同じように多様化していくでしょうから、自分らしい暮らしといっても簡単に決められるわけではありません。 希望するライフスタイルや生活設計を考えるとき、経済的背景(家計の裏づけ)が必要なことは言うまでもありませんが、そのために必要な家計管理の考え方は非常にシンプルです。

日々の暮らしの積み重ねが、将来の家計にどのような影響を与えることになるのか、意識しながら暮らすのと漫然と暮らすのでは、やはり大きく違ってきます。 多くのものをガマンして、節約しながら生活しようということではありません。 本当に手に入れたいモノやコトを実現するために、将来から逆算して今を考えることが大切です。 いろいろな事例を交えながらお話しをさせていただきました。 また、ライフイベント表を実際に作ってみる(時間の関係でちょっとした体験モードでしたが)ことも、考え方を整理する意味で参考になったのではと考えています。

普段、こうした機会をいただけるように積極的に活動しているわけではありませんが、幸運にもお声をかけていただくこともあり、私自身も充実した時間になり感謝しています。

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ライフプランラボ 過去のセミナーおよび出講一覧

 

シニアの働き方セミナー

宝塚市 シニア・女性のライフキャリア促進事業(地域人づくり事業)

シニアの働き方セミナー ~新しいステージへのステップ~

8日間の講座ですが、2日目午後のパートを担当させていただきます。

「ライフワークプラン、マネープランの作成」と題して、ライフプラン・キャリアプラン・マネープランについてお話しをさせていただきます。

時間は2時間半とたっぷりあるので、ライフイベント表作成などのワークも体験していただく予定です。 そして、最近のセミナーでは、相談実務と同じように、「家計のキャッシュフロー表」をその場で使いながら、より具体的なイメージをお伝えしたいと思います。

シニアの働き方セミナー

 

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ライフ×キャリア×マネー

宝塚市 シニア・女性のライフキャリア促進事業(地域人づくり事業)のひとコマを、7月に続いて認定NPO法人宝塚NPOセンターさんからお声をかけていただき担当させていただくことになりました。

シニアの働き方は大きく変化しています。 ライフプラン・キャリアプラン・マネープランはセットで考える時代とも言えます。

「豊かで安心な暮らし」を実現するために、希望する「生き方」「暮らし方」はもちろん、「働き方」についても考えておくことが必要です。 高齢者を取り巻く社会的・経済的背景や課題、長く働くことの意義や生きがいといったことについてお伝えできればと考えて準備しています。

今回も、ライフイベント表を使ったワークで一緒に考えていただく時間を設けています。

ライフ×キャリア×マネー

 

ライフ×キャリア×マネー

 

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住宅ローンで迷う理由

固定金利か、変動金利か……

それぞれのメリットやデメリットについて整理して考えることも大切ですが、将来の家計の状態に合った返済方法を選ぶことが大切です。 もちろん、そのためには「家計のキャッシュフロー分析」をしてみると、より安心です。 家計のキャッシュフロー分析というと、少し面倒な感じをもってしまいますが、実は非常にシンプルな考え方です。 家計管理の考え方にも役立つはずです。

家計のキャッシュフロー分析

「変動金利のほうが金利が低くて返済額も少ないので魅力的だけど、金利上昇を考えると不安だ」という人は多いです。 現実には、「近い将来、金利が上昇し続ける」というのはあまり考えることもなさそうです。 しかしながら、住宅ローンの返済額について具体的に家計の将来像に盛り込んで試算してみることは、住宅ローンの借り方はもちろん、他にもいろいろな示唆を与えてくれます。

わが家の家計上の課題とか問題点がはっきりすると、住宅ローンの選び方や考え方も変わってきます。 「いつ頃、どんなお金が、どのように必要になり」そして、そのときわが家の家計は?と具体的に試算していくと、安全だと考えられる住宅ローンの借り方や返済方法がはっきりとしてきます。

住宅ローンの返済は長期間にわたります。 つまり、住宅ローンに関するご相談であっても、やはり「ライフプラン相談」の内容で、長期的な家計分析でしっかりと先を見通すことができればより安心です。 逆の表現をすると、住宅ローンで迷ってしまう理由は、長期的な家計の裏づけがはっきりしていないからではないでしょうか。

 

住宅ローンにも家計分析を

 

収入は多いはずなのに、お金はどこに消えたの?

平均的な会社員よりも収入面ではずいぶんと恵まれているはず。 周りの同僚や上司もそれなにに贅沢な暮らしをしているように感じるのに、なぜか、わが家では豊かさを実感できないどころか貯蓄も増えず、将来のことを考えると不安だ。

「お金はどこに消えたの?」

まずは、家計の現状を把握するところから始める必要があります。 収入が多い家計の場合、意識しないまま大きな金額を恒常的に支出してしまっているはずです。 つまり、水道光熱費や通信費というように、よくある節約対象の支出項目を見直すくらいのレベルでは追いつかないような支出が重なっていることが考えられます。

「必要だから仕方ない」

あると使ってしまうということはよくあります。 しかし、収入が多い人ほど、将来にわたって現在のライフスタイルを維持するためには、やはり、それなりの準備も必要です。 将来、実現したい暮らしについて考え、ライフイベント一つひとつの予算を考えてみる。 「今、やりたいこと」「少し先にやりたいこと」「ずっと先にやりたいこと」というような漠然としたイメージだけでなく、もっと具体的に予算まで考えてみたときに、優先順位がはっきりとしてきます。

「今、こうしていれば、夢は実現する」

本当に手に入れたい暮らし、やはり大切なことです。

家計上の課題

 

ライフプラン実現のために

 

住宅ローンを借りる前に、読んでもらいたい本

FPさんを対象にした有料メールマガジン「FP面menが語る、現場声」を毎週発行するようになって、3年ほどになります。 よくぞ、ここまで続いたものです。 といよりも、購読いただいている読者の皆さんに感謝です。 また、メールマガジンの配信だけでは飽き足らず、何かと新しいものに飛びつく編集長の発案で、Ustream、Youtubeの動画配信と続き、最近では電子書籍の発行と、私としてはついて行くのに必死で半泣きです。T_T
さて、今回も編集長のいきなりの宣言で、電子書籍をシリーズ化するから!となりまして、第二弾の登場です。 中村さん(鬼編集長)が司会役となって、住宅ローンでありがちなご相談について私が答えるという形式を交えながら、「住宅ローンで後悔している人の共通点」というテーマでまとめています。 山本さんは今回、あとがきを担当。(第三弾はメインなので、半泣きになるはず)

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住宅ローンで後悔している人の共通点

 

FP面menが語る、現場声 シリーズ第二弾!
「住宅ローンで後悔している人の共通点」
人生最大の買い物、住宅購入で失敗しないための重要なメッセージが、FP相談の最前線で見つかった。
【目次】
1:高度成長期の時代と今の世の中とでは、ひと言で言って「時代が違う」
・時代が違うとは?
2:神話的な返済負担率を考え、固定金利か?変動金利か?の答えを求めると
・固定金利か?変動金利か?
・固定金利?or変動金利?
3:繰り上げ返済・一括返済を考える
・退職間際の相談
・繰り上げ返済をするつもりだったのに。
4:まとめ
5:あとがき
目次だけを見ると、よくある住宅ローン指南書のようですが、いわゆる「住宅ローンはこう借りなさい」的な内容ではありません。 あくまでも住宅ローン相談をきっかけにして、どのようなご相談があり、そうしたご相談をとおして私自身がどのように考えているのか、できるだけ具体的にまとめたつもりです。 もちろん、住宅ローンを借りる前に読んでもらいたいのですが、借りたあとの人も、後悔する前にもう一度住宅ローンの返済計画をしっかりと考えてみるきっかけとして読んでもらいたい内容です。

もちろん、FPさんもね。(笑) FPさんで、まだ読んでいない人はこちらのシリーズ第一弾もどうぞ。

シリーズ第一弾

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ライフプラン相談なら、兵庫県宝塚市のライフプランラボへ

 

 

 

近日、後悔!じゃなくって、公開!

ものすっごい時間、かかりましたが。(笑)

いわゆる、住宅ローン指南本ではありません。

もっと大切なことだと感じることを盛り込んだ内容です。

住宅ローンを借りる前に読む本

 

住宅購入をきっかけにした、ライフプラン相談が増えています。

 

将来、希望する暮らしに家計の裏づけを

将来、家族で希望するライフスタイルを実現するためには、予算を考えることも大切です。 もちろん、お金だけがすべてではありませんが、経済的裏づけがあればそれだけ選択肢が広がることも現実です。 今の暮らし、少し先の暮らし、ずっと先の暮らしと、先になるほど優先順位が低く感じられてしまうものですが、果たして本当にそうでしょうか。 いまさら書くまでもありませんが、高齢化にともない、リタイア後のライフスタイルは自身の人生に大きな影響を与えることになるでしょう。 忙しくて、なかなか自分の時間がないといった現役時代に比べて、貴重な時間を手にしたとき、果たしてあなたはどのように充実した暮らしを送りたいですか。

「老後の年金なんて当てにならない」というイメージを抱く人は多いようですが、よく考えてみると年金が破綻した場合の老後の暮らしほど衝撃的なものはありません。 もし、年金破綻が現実であれば、たった今から相当厳しい自助努力が必要になりますね。 もちろん、公的年金財政が厳しいことから、将来的には「さらなる給付減、負担増」については想定しておく必要もあると考えていたほうがよさそうですが。 いずれにしても、長い老後の生活について、希望するライフスタイルを手に入れるためには、それなりの準備が必要なことは言うまでもありません。

ライフプランニング

リタイア後の生活設計を家計面から考えた場合、気になるキーワードとして、「晩婚化、晩産化」や、退職金制度の変化、継続雇用、退職後まで続く住宅ローン返済などはすぐに頭に浮かびます。 いずれもここ数年になって話題になることばかりではないでしょうか。 これらの話題は、まぎれもなく老後の生活設計に直結するものばかりです。 「とにかく一生懸命節約に励んで、老後のための貯蓄を最大限優先しなければ」なんて言うつもりは毛頭ありません。 ただ、今の暮らしの充実も大切なことですが、将来、希望する暮らしについて具体的に考え、必ず実現させるんだという目標を持つことも大切なことです。 長期的な家計の裏づけを持ち、持続できる「豊かで安心な暮らし」を手に入れたいものですね。

 

豊かで安心な暮らしのお手伝いは、ライフプランラボへ

 

 

 

「家計管理の目安」を手に入れる

毎度のことですが、「家計」という言葉を使うと、「家計簿」や「節約」という「やや後ろ向き」のイメージがつきまといます。 ついてしまったイメージについては仕方ありませんが、「家計」というのは家庭における経済状態全てを指すものだと思います。 これもよく書いたり、話したりすることですが、ファイナンシャルプランナーは「節約指南?」をしてくれる人というわけでもありません。 もちろん、家計簿分析等のアドバイスが得意な人もいるとは思いますが。

ライフプランラボは、将来のライフイベントを元にした「家計のキャッシュフロー分析」、つまり、年間ごとの現金収支を予測して長期的な家計の状態を把握するところから、さまざまな問題点や課題を把握して問題解決のためのプランを構築するという作業を得意としています。 もちろん、多くのご相談の経験から家計簿レベルの情報も蓄積されてきましたから、それなりに「節約アドバイス的?」なことも可能ですが、家計簿レベルの情報には地域間格差もあり、全国均一とはならないことのほうが一般的です。 つまり、節約や家計管理に関するアドバイスというよりも、「こんな工夫をしている人がいましたよ」とか、「そういう悩みを抱えている人も多いですよ」とかの情報は豊富です。

本題に入ります。(笑)

長期的な家計について予測することができると、どんなメリットがあるのか?

それは、普段の家計管理(節約レベルの話しではなく、普段の生活レベル)のなかで、「こうしていれば、だいたいわが家の家計は将来にわたって大丈夫だ」という家計管理の「目安」がはっきりすることです。

家計管理の目安

「長期的な家計管理の目安」を把握するためには、「家計のキャッシュフロー分析」が欠かせません。 キャッシュフロー分析という言葉は難しいのですが、「家計のキャッシュフロー分析」の考え方を理解して、わが家の家計に置き換えてしまえば決して難しいことでもありません。

1年間にわが家に入ってきた現金の総額-1年間にわが家から出て行った現金の総額=1年間の貯蓄残高の増減額

これだけを決算として毎年チェックすれば、「わが家の目安」と比べて現状を確認することも簡単になります。 是非、チャンスがあれば「家計のキャッシュフロー分析」をしてみてくださいね。

 

ライフプラン相談は、専門のファイナンシャルプランナーへ

ライフプランとキャリアプランはセットです

ライフプランラボでは、希望する「生き方・暮らし方」という表現をよく使います。 家計簿レベルの分析も大切ですが、節約にも限度がありますし、家計について考えるときには節約以外にもアプローチするべきところがたくさんあるからです。 将来、手に入れたい「生き方・暮らし方」、たくさんのライフイベントを中心にしたライフプランを考えるところから始めましょうということです。 節約するところ、切り詰めるところばかりを考えるのは切ないものです。 どうせなら、やってみたい事なんかもたくさん候補に挙げ、実現の可能性をどんどん探ってみたいものですよね。

やりたい事を実現するためには、家計の裏づけが必要です。 家計の収支を改善するには、支出を減らす以外に、収入を増やすことを考えることも必要です。 しかし、収入を増やすなんて、簡単なことではありません。 もちろん、「お金にも働いてもらおう」なんて、運用を推奨するわけでもありません。 将来、実現したい大切な夢や目標を、どうなるのかわからない運用リスクにさらすこともありませんしね。 (資産運用のリスクについてはまた別の機会に)

ライフプランとキャリアプラン

さて、「収入を増やす」ということですが、「転職して収入アップ!」とか、「ここは、起業して勝負しようか!」なんてことではありません。 たとえば、「主婦が家計を助けるためにパートに出る」というありがちなケースであっても、できれば、将来の働き方を見据えてパート先を選別したいということです。 もちろん、主婦の働き方だけではありません。 「定年制度」は大きく変わっていますから、男性についても将来の働き方について考えておく必要があります。 定年制度や退職金制度が大きく変わっても、あまり実感がないためか、将来の収入の変動について具体的には理解できていないという人は多いです。

男女、立場を問わず、「生き方・暮らし方」を考えるときには、「働き方」も考えることが必要な時代になりました。 いつまで、どんなペースで働くのか。 大げさなことではなく、ライフプランを考えるときには一緒に考えておきたいことです。

 

ライフプラン相談はライフプランラボへ