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2019.06.11
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ライフプラン
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6月3日に金融庁が発表した、金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」が、いろいろな意味で話題になっています。(汗)
興味のある人は、時間のあるときにでも報告書を読んでみることをおすすめします。 老後の暮らしについて考えるのに、役立つかもしれません。
金融審議会「市場ワーキング・グループ」報告書の公表について:金融庁ウェブサイトへ
老後のために2千万円ないと、足りませんよ!
という言葉がひとり歩きしているようにも感じますが、「自分の場合はどうなのか?」ということについて、この機会に具体的に考えてみるきっかけになればと思います。
実際、私も開業以来、個人のライフプラン相談を長らくやってきましたが、ご相談の際に……
「老後のために、どれくらいの貯蓄があれば安心ですか?」
と質問されることはよくあります。
私の回答「できれば3千万円、少なくとも2千万円あれば安心です」(←ずっと昔から普通に言っていた)(^^;
このやり取りは、脅かす意味でもなんでもなくて、「さて、その前提条件は……」と、このあとの続きが大切なのです。(笑)
老後にどのようなライフスタイルを希望するのか、そのためにいくらくらいの生活費が必要なのか、長い老後の生活設計から逆算していくと具体的に必要な金額の目安をたてることができます。
退職金をもらったあと完全リタイアした時点で、預貯金の残高ピークが2千万円ないとたちまち老後の生活が破綻してしまう……、という意味ではまったくありません。
逆に言えば、2千万円あっても、3千万円あっても、足りないと感じる人はたくさんいるし、1千万円でもなんとかなると感じる人はいるということです。
要は、あなた次第……
だからこそ、自身の将来設計について予測する、それに対して備えておくことが重要になってくるのです。
貯蓄残高のピークが、2千万円の場合と、3千万円の場合について100歳手前まで生きる前提でキャッシュフロー表を作成し、貯蓄残高の推移予測をグラフで比較してみました。
ここで前提条件の違いはシンプルです。 ある意味現実的ではありませんが、考えていただくきっかけとして簡単にご紹介します。
2千万円と3千万円、ふたつともほぼ同じ年齢(99歳)まで貯蓄残高を維持できています。 ふたつの違いは、単純ですがそのまま老後の生活費の違いだけです。 61歳から生涯を終えるまで、1年間に支出する生活費全部で、3千万円の場合は350万円(月々約29万円)、2千万円の場合は325万円(月々約27万円)として試算しています。
グラフを見ていただくと、65歳の年金受給開始からずっと貯蓄残高は減り続けていますので、このケースでは年金の受取り開始時期から年金の範囲内で暮らすのではなく貯蓄を少しずつ取り崩しているイメージです。
※60代から90代の高齢期まで、貯蓄が減り続けるなか、ずっと同じだけお金を使い続けるのかどうか……、とかは問題を複雑にするのでここでは考慮していません(汗)
さて、考えてみると単純な話しです。 年間25万円(月々約2万円)の違いで、60歳から100歳までの40年間の総額は、25万円×40年=1000万円です。 それだけの話しです。 計算するまでもありませんが、こうして考えてみたことはありますか?
もうひとつ、会社員世帯の公的年金モデルは月々22万円くらいで示されるケースが多いです。 多少のデコボコはあるにしても、老後の暮らしは年金の範囲内をベースに、「住まいのリフォームや高齢期の医療・介護のこともあるし」できれば貯蓄を温存して……、と、実際に暮らしている人は多いでしょう。
自分が受け取る年金の額がだいたいどれくらいで、老後の生活にどれくらいのお金が必要なんだろう……。 まだ先だと思っていても、準備する期間が長ければ長いほど、備えるための選択肢は多く、またストレスも少なくて済みます。
今回、冒頭でご紹介した報告書ですが、誰がどんな立場で、どのような人に発したメッセージなのか読み取ることも大切だと思います。 ただし、自分には関係ないと考えないで、長い老後の暮らしについて考えてみる、できればお金のことについても……、は、もっと大切。
生涯の生活設計シミュレーション、それは希望する暮らしを実現するためのものです。 ライフプランラボにご相談ください。
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2018.11.30
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セミナー&イベント、ライフプラン相談
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2018年11月23日の講演会 「ひきこもりのライフプラン」 ~親子二世代の生涯設計、家計、相続、支援について~ 簡単に内容を振り返っておきたいと思います。
まず、レジュメ(スライド)のタイトルを順に……
- ライフプラン相談でよくあるきっかけ
- 問題解決の手順
- ライフサイクルと家計との関係
- ライフイベント表
- ライフプランと家計分析
- ライフプランの意義
- 平均寿命と平均余命と健康寿命
- 親と子のライフプランを考える
- いわゆる「親なき後の不安」
- 親が感じる「不安」とは
- 不安の原因
- 親子二世代にわたるライフプランニング
- まずは親のマネープラン
- 収支の均衡
- 家計の不均衡が起こると
- 子のマネープラン
- 子の生涯収支が不均衡になる予想の場合
- 相続と争族
- 遺産分割対策
- さまざまな「支援」を利用しよう
- 宝塚市の支援について
- 親子二世代のライフプラン(ケース1)
- 親子二世代のライフプラン(ケース2)
- 最後に
以上のような構成でお話しをさせていただきました。
(2018年11月23日 宝塚市立西公民館セミナー室)
親子二世代にわたるライフプランについては、二つの事例によるキャッシュフロー分析をご紹介しました。 もちろん、これはあくまでも現状分析の第一歩です。 ここから、どのような対策が可能か模索していくわけですね。
ライフプランを考えることで、「お金に関すること」以外にも、子の「基礎生活力」や「地域での自立」など、長い時間をかけて準備しておきたいことが浮かび上がってきます。
ちなみに、二つの事例でご紹介した、親子二世代にわたる貯蓄残高の推移予測グラフがこちらです。
最後は少し駆け足になってしまいましたが……
やはり、「親なき後の問題」は、「親なき前の課題」です。
まずは、「漠然とした不安」を「ハッキリとした不安」に変えること。 現状を把握することができれば、希望するライフプランを実現するための手段はみつかるはずです。 これは、きっかけが何であれ、全てのライフプラン相談で同じことです。
穏やかな気持ちで日々の暮らしを送るためにも、まずは「親のライフプラン」からすぐにでも始めましょう。 将来希望する、「生き方」「暮らし方」について考えるのは、特別なことでもなんでもありませんから。
ひきこもりに関するライフプラン相談も、宝塚市のライフプランラボへ
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2018.04.12
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ハッピーエンディング、ファイナンシャルコーチング、ライフプラン
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「モラ」というパナマの民族衣装をもとにした手芸だそうです。 鮮やかな色彩がとってもいいです。 あ、唐突な話題から入りましたが、ファイナンシャルコーチ®の溝本です。(笑)
ライフプランラボのファイナンシャルコーチング®サービスをご利用いただき、毎月お越しいただいている60代後半女性ひとり暮らしのお客様に見せていただきました。 数年前まで教室で習っていたとのことですが、少し面倒になって時間が空いてしまうとそのままになってしまっていたようです。
約1年前からファイナンシャルコーチング®のメニューで、いろいろなワークなどを体験していただいている途中ですが、その過程で「モラの手芸をもう一度やってみよう!」と前向きになられました。 まずは、モラのお人形を10個作って、友達にプレゼントします!ということで、こちらがそのお人形です。
生前整理の情報提供をしていたところなので、チラシが見切れていますが。(汗)
もちろん、ハッピーエンディングサービス(終活サポート)のメニューもご利用いただいているのですが、これらはすべて「ライフプランニング」と密接にリンクしています。
ファイナンシャルプランニングにおいて、スタートラインというか、すべての基礎になるのが「ライフプランニング」です。
本当に希望する、「生き方」「暮らし方」を発見するために、自身の価値観に合った「夢」や「目標」を実現することにフォーカスし、さまざまなワークを体験していただくのがファイナンシャルコーチング®サービスの特徴です。
いわゆる「人生のたな卸し」、過去を振り返ることで、これからの人生をよりよく生きるためのきっかけにもなります。 これは、ハッピーエンディング(終活)でも同じことですね。
(今年の2月に体験していただいたワークのひとつです)
約2年前からライフプランラボのハッピーエンディングサービスと、その後、ファイナンシャルコーチング®をご利用いただいているお客様です。 その間、スイミングスクールに通い始め、昨年の秋からは毎日40分のウォーキングを欠かさず、この春からはモラの手芸を復活というように日々の暮らしが充実のご様子です。
そもそも、老後から終焉期の暮らしについて最大の課題、今回のケースでは「住まい」だったのですが、ライフプランニングを元にした「家計のキャッシュフロー分析」によって、「不安」は「安心」に代わっています。 人生90年とか100年とかの時代です。 充実した老後の暮らしは、これからの最大のテーマだと思いますがいかがでしょうか。
セカンドライフ・シニアライフは、早めの準備を……
ライフプランラボのファイナンシャルコーチング®
ライフプランラボのハッピーエンディングサポート
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2017.09.29
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ハッピーエンディング
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昨夜(2017年9月28日)は、日本ハッピーエンディング協会関西地区会でした。 ハッピーエンディングプランナーが集まり、情報交換や勉強会を行っています。 今回は、私が勉強会のスピーカーを担当させていただき、「老後のお金」や、「セカンドライフプラン」についてお話しをさせていただきました。
老後の暮らしとお金、医療や介護に関するお金など、気になる「お金」にまつわる情報収集やデータに関すること。 相談実務で使っている「家計のキャッシュフロー表」や、実務から感じることなどが中心になりました。
老後の暮らしに必要なお金っていくらくらい?
医療や介護の備えとしてどれくらいのお金が必要?
というような不安は誰しもあると思いますが、まずはいろいろな制度について理解し、自身が希望する暮らしを考えることが「はじめの一歩」です。 今の暮らしの先に老後・終焉期の暮らしが続いていきます。 終活もライフプランニングのひとつ。 お金のことも大切ですが、それがすべてではありません。
終活に関するご相談は、ライフプラン相談の経験豊富な、宝塚市のハッピーエンディングプランナーへ
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2017.09.01
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セミナー&イベント、ハッピーエンディング
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宝塚市内、それもライフプランラボから徒歩圏内のご近所で終活セミナーの予定が続きますので、簡単にですが、まとめてご案内だけさせていただきます。
終活セミナー「終焉期のリスクに備える(葬儀編)」
9月21日(木)13:30~15:00 宝会館
(主催)宝塚市まちづくり協議会 コミュニティ西山
※コミュニティ西山地域対象です
「ハッピーエンディングカード体験講座」
10月4日(水)19:00~21:00 宝塚市立西公民館
(主催)日本FP協会 SG FP宝塚
※SG会員対象です
終活セミナー「ハッピーエンディングカード体験会」
11月8日(水)13:30~15:00 ドリーム末広(宝塚市立末広小学校内)
(主催)宝塚市まちづくり協議会 コミュニティ末広
※コミュニティ末広地域対象です
ハッピーエンディングカードは終活の「はじめの一歩」として、多くの示唆を与えてくれます。 お時間があればご夫婦や家族と一緒にカードをプレイしていただくとさらに効果的です。 セミナー形式ではなく、対面でじっくりと体験できるメニューもご用意しています。
宝塚市の終活・ハッピーエンディングサポートはライフプランラボへ
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2016.12.19
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ライフプラン、ライフプラン相談
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ライフプランラボには、ライフプランを考えるときに役立つちょっと楽しいカードがいくつかあります。 先日、ハッピーエンディングカード体験講座(出前開催)でも、すでに体験済みの人や年齢などに合わせて利用してもらいました。
ひとまず、こちらがハッピーエンディングカード。
そして、こちらが持ち味カード。
次に、持ち味マネーカード。
最後に、自分スタイル発見カード。
普段の相談業務でも、こうしたカードを使ってもらったほうがより深くライフプランについて考えてもらえるかな?というようなときに登場します。 もちろん、手にとって興味を示した人にも。 もちろん、カードワークのみでも気軽にご利用いただけますよ。
すべては、ライフプランニングのために。
ファイナンシャルプラン、ライフプランのことなら、宝塚市のライフプランラボへご相談ください。