お金はどこへ消えたの?

ライフプラン相談や老後の生活設計はもちろんですが、住宅購入や住宅ローン、生命保険や損害保険、子どもの教育費というようなピンポイントのご相談の際にも活躍するのが「家計のキャッシュフロー表」です。 家計のキャッシュフローシミュレーションは、その名のとおりわが家の家計の将来について「現金収支」に着目しているわけです。

つまり、よくある家計簿レベルのアプローチとは少し異なります。 家計について細かい部分に節約モードで考えるのではなく、全体像を把握しながら、「いつもより少し幅広く」「いつもより少し長めに」将来の家計を俯瞰するイメージでしょうか。

わが家の将来、「いつ」「どんなお金が」「どのように必要になるのか」そして、そのとき家計の状態は?というのがハッキリとしてきます。

ライフプランラボでは通常、キャッシュフロー表を作成するときには、きわめてシンプルな内容になっています。 支出項目は基本、たったの6項目です。 「1年間に使うお金は全部でいくら」という視点で家計管理をしてもらいたいから、シンプルである必要があるからです。

キャッシュフロー表

↑(家計のキャッシュフロー表サンプル)

ご相談にお越しになるきっかけがどのようなものであれ、その原因多くは、家計の将来がハッキリしないからというものがほとんどです。 「あなたの知りたいことは、本当はこういうことではありませんか?」ということですね。 わかりやすい例だと、住宅購入前に「住宅ローンを最後まで安全に返済できるかどうか」というものでしょうか。 住宅ローンの借入額ごとに、キャッシュフロー表で家計への影響度を比較・試算してみれば、住宅ローンとの長いお付き合いも安心なものになります。

 

さて、今年になってからお越しいただいているご相談者の場合。

複数の収入源があり、その分、支出も多くなるのは仕方ありませんが、ちょうど教育費用も大きく膨らむタイミングということもあって「老後の生活設計をしっかりと立てなければ」というきっかけでお越しになりました。

家計のキャッシュフロー表を作成する場合、最初にとりかかるのが「家計の現状分析」です。 まずは、現在地を正確に把握しなければ、どこに向かうにもスタートできないからです。 誤差はあってもいいのですが、小さいにこしたことはありませんから。

家計簿レベルの分析が主たるご相談内容ではありませんが、「お金はどこに消えたのか?」総額も大きく、個人の家計収支と事業用収支があるために、ご夫婦でうまく共有できていないという現実も明らかになりました。 そこで、まずは家計の全貌について傾向をおさえていただくために、通常のキャッシュフロー表をカスタマイズしてオリジナルで作成しているところです。

前述したように、普段使っているキャッシュフロー表の支出欄は6項目ですが、今回は大きく増えて13項目と倍増です。 小項目まで入れると19項目になりました。 通常の印刷パターンは横方向なのですが、足りなくなったので今回は縦方向です。

 

面談は3回目となりましたが、1月から3月までの支出項目の実績から、「現状把握」について支出金額の精度を高めているところです。 家計の全体像については把握できるようにはなってきているので、現時点で家計上の特徴や課題についてはおおむね予測できています。 ただし、全体のボリュームが大きいので、慎重に誤差を少なくする作業を進めているところです。 現状の誤差が大きいと、長期的にはさらに誤差が大きくなってしまうこともあり得るからですね。

キャッシュフロー表

さて、タイトルにも書いたように、「いったい、お金はどこに消えたの?」ということ。

なんとなく、ついつい、あるだけ使っちゃうということでもないのに、何故?

支出項目がたくさんある場合、それぞれについてあらかじめ「予算」的な目処があったとしても、少しずつオーバーするだけで積み重ねれば大きな金額になってしまうこともあるでしょう。 以前はもっと家計に余裕があったから、なんとなく支出してきたものも多いはずです。 しかしながら、いきなり、節約モードで家計にアプローチするのは精神的負担にもなりかねません。 支出構造を明らかにしたうえで、将来の家計の様子から逆算し、優先順位を考えることから始めればストレスも少なく家計について考えることができます。

さて、これからもやることはたくさんありそうです。 まだ、現状把握の段階ですから当然ですが。 第一弾のキャッシュフロー分析が終わったタイミングで、長期的な家計の様子、それにともなう課題についてご夫婦で共有していただく必要があります。

そして、ヒアリングで明らかになってきた、「現状の家計の状態では、なかなか実行できないでいるあんなコトやこんなコト」を実現するための具体的対策を考えていきます。

あれもダメ、これもダメ、と節約モードで切り詰めるのではなく、本当にやりたいコトを明確にし、到達可能なゴールとしてアプローチしていきたいものですから。

家計の現状把握

↑(収集中の各種資料も膨大になりつつ)

長期的な家計分析とシミュレーションのために必要な、さまざまな資料も可能な限りお持ちいただきます。 確認している途中で、新たな課題や見直すべきところが見つかることもありますが、そうしたアプローチは第一弾のキャッシュフロー分析ができてからで十分です。

すべての答えは、あなたの家計にある。

「マネー」に限らず、家計上の課題や問題の解決については、家計のキャッシュフロー表が大きな示唆を与えてくれます。 そして、それは、お金に関することだけではありません。

本人はもちろん、家族のみんなが希望する、「生き方」「暮らし方」にも関わってきます。

本当にやりたいコトについて、「どうせムリだろう」と簡単にあきらめてしまったり、いつのまにか忘れてしまっていたりするのは勿体ないことです。

↑このあたり、とことん突き詰めてみたい人は、ライフプランラボのファイナンシャルコーチング®のメニューがお勧めです。(ここは普通に宣伝)ww

あと、ライフプランラボは初回面談に限り無料となっていますが、初回のお試しだけでもライフプランを考えることの大切さや、キャッシュフロー分析の効果を十分に体験していただけますよ。 お気軽にお問い合わせください。 初回無料サービスがある間に。(ここだけ少し煽る)ww

 

ライフプランラボの豊富なメニューは公式サイトから

 

お金は大切だが、それがすべてではない

「モラ」というパナマの民族衣装をもとにした手芸だそうです。 鮮やかな色彩がとってもいいです。 あ、唐突な話題から入りましたが、ファイナンシャルコーチ®の溝本です。(笑)

モラ

ライフプランラボのファイナンシャルコーチング®サービスをご利用いただき、毎月お越しいただいている60代後半女性ひとり暮らしのお客様に見せていただきました。 数年前まで教室で習っていたとのことですが、少し面倒になって時間が空いてしまうとそのままになってしまっていたようです。

約1年前からファイナンシャルコーチング®のメニューで、いろいろなワークなどを体験していただいている途中ですが、その過程で「モラの手芸をもう一度やってみよう!」と前向きになられました。 まずは、モラのお人形を10個作って、友達にプレゼントします!ということで、こちらがそのお人形です。

モラ

生前整理の情報提供をしていたところなので、チラシが見切れていますが。(汗)

もちろん、ハッピーエンディングサービス(終活サポート)のメニューもご利用いただいているのですが、これらはすべて「ライフプランニング」と密接にリンクしています。

 

ファイナンシャルプランニングにおいて、スタートラインというか、すべての基礎になるのが「ライフプランニング」です。

 

本当に希望する、「生き方」「暮らし方」を発見するために、自身の価値観に合った「夢」や「目標」を実現することにフォーカスし、さまざまなワークを体験していただくのがファイナンシャルコーチング®サービスの特徴です。

いわゆる「人生のたな卸し」、過去を振り返ることで、これからの人生をよりよく生きるためのきっかけにもなります。 これは、ハッピーエンディング(終活)でも同じことですね。

ライフプランニング

(今年の2月に体験していただいたワークのひとつです)

 

約2年前からライフプランラボのハッピーエンディングサービスと、その後、ファイナンシャルコーチング®をご利用いただいているお客様です。 その間、スイミングスクールに通い始め、昨年の秋からは毎日40分のウォーキングを欠かさず、この春からはモラの手芸を復活というように日々の暮らしが充実のご様子です。

 

そもそも、老後から終焉期の暮らしについて最大の課題、今回のケースでは「住まい」だったのですが、ライフプランニングを元にした「家計のキャッシュフロー分析」によって、「不安」は「安心」に代わっています。 人生90年とか100年とかの時代です。 充実した老後の暮らしは、これからの最大のテーマだと思いますがいかがでしょうか。

 

セカンドライフ・シニアライフは、早めの準備を……

ライフプランラボのファイナンシャルコーチング®

ライフプランラボのハッピーエンディングサポート

 

本当にやりたいことを手に入れよう

例えば、「リタイアメントプランニング」というと、「退職後の資産運用」みたいなイメージが強いかもしれません。 それでもやはり基本は「ライフプランニング」です。 リタイア後の家計分析も現役時代と同じように、「どんな暮らしを希望するのか」について考えることから始まります。

ライフプランニングの基本は、ライフイベント表を作るところから始まります。 ライフイベント表、つまり「やりたいこと」をたくさん書き出してリストにするわけですね。 私自身もそうでしたが、やりたいことがなかなか書き出せない……、ということもあります。 そこで、カードを使ってちょっとしたワークをした結果、やりたいとは思っていたけどなかなか行動に移せないでいた「やりたいこと」を、いくつか始めることができるようになりました。

ライフプランラボで体験できる、カードを使った「ワーク」には、いくつかのメニューがあります。 写真はメニューのひとつ「自分スタイル発見カード」ですが、「やりたいことリスト」を充実させるためには非常に効果的なワークです。 私も一緒にお手伝いをしていて、とても楽しい時間です。

ライフイベント

長い老後の生活、お金や健康の不安を考えればキリがありませんが、やはりそれなりに準備は必要です。 たくさんある「やりたいこと」のなかから、自分自身にとって優先順位の高い「本当にやりたいこと」を発見し、確実に手に入れることが「豊かで安心な暮らし」につながるのではないでしょうか。

「お金がかかるから」「家族や友人の協力が」「時間がなかなか」といった制約をいったん白紙にしてみると、たくさんあった「やりたいこと」を思い出すことができます。

老後の生活設計なんて、まだまだ先のことで……、という人が多いのもわかります。 しかし、準備できる時間がたくさんあれば、それだけできることも増えるわけですね。

あなたは、「やりたいことリスト」にいくつ書き出せますか?

 

ライフプランラボの個人向けファイナンシャルコーチング

 

ライフプランニングに、自分自身の「たな卸し」を

やりたいことがたくさんあって、なかなか絞り込めない、というのはある意味幸せなことかもしれません。 年齢を重ねると、それまでの経験が逆にジャマをして、自然と「あきらめてしまっていること」が増えたりしませんか? 「本当にやりたかったことがあったはずだ」を探すことも、徹底的にお手伝いさせていただきますよ。(笑)

 

ファイナンシャルコーチング

ライフプランをとことん考えていくと、どうしても優先順位をつけられないライフイベントも出てきます。 そんな場合にも、自分自身の「たな卸し」をしてみると、はっきりとしてくることがあります。 ライフプランは人生そのものです、お金のことばかり考えていても解決しないことだってたくさんあります。

 

「お金はとても大切だが、お金が全てではない」

 

ライフプラン相談は、とても奥が深いものです。 豊かで安心な暮らしへのアプローチの方法は、その人の価値観によっていくらでもあります。

 

ライフプラン相談は、経験豊富なライフプランラボへ

 

すべは、自分スタイルのために

お金にまつわる不安や疑問は、お金だけの問題ではありません。 住宅ローンや生命保険、子どもの教育費や老後の生活まで、長期的なライフプランを考えることが「豊かで安心な暮らし」のためには必要です。 ライフプランラボは、屋号にもなっていることからおわかりのように、常に「ライフプラン」を基本として、ご相談者自身が希望する「自分らしい、生き方・暮らし方」を実現できるようにサポートしています。

 

3種のカード

ファイナンシャルコーチング®はじめました!

3種類のカードは、ファイナンシャルコーチング®のごく一部ですが、相談時には必要に応じて登場しています。 簡単にですが、まとめてご紹介します。

持ち味カード

(デライト式)持ち味カード(ビジネス編)

ライフプランとキャリアプランは一体です。 自分自身の持ち味を知ることは、豊かな暮らしの第一歩です。 単なる自己分析のツールではなく、非常に応用範囲の広いカードですから、いろいろな使い方があります。

 

持ち味マネーカード

(マネナビ式)持ち味マネーカード

自分らしいお金とのつきあい方を知ることは大切です。 マネーに関する情報に翻弄されないためにも、自身の持ち味を生かして行動したいものですね。

 

自分スタイル発見カード

自分スタイル発見カード(ライフスタイル編)

気づかない間に忘れてしまっていたり、簡単にあきらめてしまっていたり、そんな夢や希望はありませんか? 自分らしい暮らしを実現するためには、自分自身の棚卸しも必要です。

 

カードワーク

(イベントやグループワークでも大活躍)

 

3種類のカードですが、特に、ご夫婦で体験していただくと効果的です。 また、少人数のグループや従業員研修などにも活用できます。 お問い合わせいただければ、ご要望に合わせたオリジナルのメニューをご提案させていただきます。

 

持ち味マネー診断 for iPad

お金占い®

持ち味マネーカードのアプリ、持ち味マネー診断ですが、簡易診断とあなどれません。 短時間で十分に威力を発揮します。

 

現在、ライフプランラボでのご相談以外にも、それぞれのカードを気軽に体験できる講座のようなものを計画しています。 興味のある方は、もうしばらくお待ちくださいね。

 

大阪(梅田)、神戸(三宮)から約30分、FP相談は宝塚市のライフプランラボへ

 

 

「お金占い」@アピアの夏まつり~ご報告~

先日から、ご案内していた「お金占い」@アピアの夏まつりですが、無事に終了しました。

2日間とはいえ、短時間の間に24名の方にご利用いただきました。 なかには、遠方からお越しいただいた方もいらっしゃって、ご利用いただいた皆様、有難うございました。

 

お金占い

可愛い小学生の女の子にいろいろと指摘されながらも、お父さんの結果は「なんでも素質アリタイプ」 親子のコミュニケーションもバッチリでした。

 

お金占い

「なんでもバッチリタイプ」の診断結果に納得。 目標設定力や継続力といった持ち味を発揮して、狙ったモノを確実にゲット。

 

「お金占い®」は、iPadを使った「持ち味マネー診断」ですが、自身の持ち味を再認識できたり、新たな発見があったり、自分らしくお金と上手に付き合うためのヒントが満載です。 しかも短時間の間に簡単にできるところがいいですね。

 

ライフプランラボでは、普段の相談時にも必要に応じて診断していただいたり、「持ち味マネーカード」を使ったワークでじっくりと体験していただいたりしています。

持ち味マネーカード

今回、イベントでは初めてでしたが、「日程が合わなくて」というメッセージもありましたので、今月中(平成25年8月中)に限り、個別にお問い合わせいただければ、単独でもご利用いただけるようにしました。 この機会にお気軽にお越しくださいね。

持ち味マネーカード

 

ライフプランラボの正式メニューにはまだ登場していませんが、新メニュー始まっています。

 

 

 

ファイナンシャルコーチング

昨年から準備していた、ライフプランラボの新しい相談メニューが始まりました。 ライフプランラボの公式サイトにはまだ掲載していませんが、こっそりと(?)ご案内をしています。

ファイナンシャルコーチング®

私もファイナンシャルプランナーとして相談業務を始めてから12年目になっています。 その間、相談実務を通じて感じていた「少しの疑問」についての解決策となる「出合い」がありました。

 

経営者・法人対象のサービスとしては、個別にご案内を始めていますが、個人対象の相談メニューは現在、詳細を検討しているところです。 今のところは、ご相談のなかで必要に応じて、3種類のカードを使い始めているところですが、今後は、ワークショップやイベントでも登場する予定です。

ファイナンシャルコーチングのツールのひとつ

 

3種類のカード以外にも、いくつかの新しいツールを駆使ながら、ライフプランについてより一層深く掘り下げることができるようになります。 正式なメニューに登場するまで、まだしばらく時間はかかりますが、興味のある人はお気軽にお問い合わせくださいね。

 

住宅ローンも生命保険も、ライフプランを考えるところからご相談ください