住宅ローンの借り方や、借り換えに関するご相談

住まいを購入するということは、人生においても大きなライフイベントになります。 一戸建てにするのか、マンションを選ぶのか、新築か中古物件なのか、通勤への利便性、電車であれば沿線から駅周辺の環境、もちろん子育てを考えたときには学区や教育環境と、物件を選ぶだけでも大変なのに、他にも考えたいことがたくさんありますね。

毎日の生活基盤となる場所ですが、車と違って「この次にまた買い換えればいいや」というわけにもいきません。 そして、物件を決める前に、問題になるのが「価格帯」です。 20年とか30年とか、長いお付き合いになる住宅ローンですが、変動金利タイプか固定金利タイプにするのか、いったいどちらが得なんだろうと、これもなかなか難しい問題です。

「そもそも、住宅ローンを借りる場合に、いくらくらいまでが安全ですか?」

低金利の現在ですが、2.5%で3,000万円、35年返済で全期間固定金利の住宅ローンを借りたとして、総返済額は約4,500万円にもなります。 3,000万円の買い物ではなく、4,500万円の買い物をするという意識が必要ですね。

新しく住宅ローンを借りる場合も、借り換えの場合にも、住宅ローンの返済額を試算するのは簡単です。 ライフプランラボではご相談の際、面談中でもExcelを使って、すぐにその場で試算できるように準備しています。

住宅ローンのシミュレーション

 

住宅ローンのシミュレーションでは、借入金額、金利、返済期間の違いによって、毎年の返済額がどのように変化するのかすぐにわかるということ以外に、実は、大切なことがあります。 このツールでは、残債も表示されるように作っていますので、返済額と同時に、借入元金の減り方についても瞬時にわかるようにしてあります。 ここが大きなポイントです。(笑)

 

「金利×返済期間」による、借入元金の減り方の違いを意識している人は、意外に少ないように感じます。 もちろん、当面の返済額が気になることは当然ですが、長い期間にわたって付き合うことになる住宅ローンですから、いろいろと目線を変えて考えてみることも必要ですね。

 

物件の価格帯や、希望する住宅ローンの借入金額がはっきりしてくれば、あとは、具体的な借り換えや繰り上げ返済などについて、もう少し詳しい住宅ローンの試算に移ります。

住宅ローンのシミュレーション(詳細版)

 

たくさん比較すればいいというものでもありませんが、グラフにして比較してみると、やはりイメージとして伝わりやすいですね。 もちろん、住宅ローンについてだけを分析していても「わが家の場合」の正解にはたどり着きません。 ライフプランをもとにした長期的な家計分析がなければ、最終的なプランには至りません。

 

住宅ローンのご相談の際には、ライフプラン相談とセットでお申込みになるケースがほとんどです。 わが家の将来、「いつ頃、どんなお金が、どのように必要になってくるのか」長期的な家計の裏付けがあって初めて、安心して住宅ローンとも付き合っていけるのではないでしょうか。 住まいについての価値観や、将来の別のライフイベントについても、この機会にいろいろと考えてみてはいかがでしょうか。

 

住宅ローンの選び方、借り換え、繰り上げ返済のご相談はライフプランラボへ