「親子でお金の話」は、タブーではない

日頃の家計相談の内容から、「家計に占める、教育費の重さ」について考えさせられることもよくあります。 もちろん、わが家も同じですが。(汗)

教育格差、6割が「容認」 朝日新聞・ベネッセ共同調査 朝日新聞デジタル

学校教育費への投資は頭打ちになったようですが、そうしたことも含めて「教育格差」は広がっていると考えたほうがよさそうですね。 理想と現実とのギャップということはありますが、私としては……

「親の収入に応じた教育になるのはやむを得ない」という立場です。

子どもの教育費を投資と考えるのであれば、リスクを伴ったリターンを求めているということにもなりそうですが、「できるだけのことはしてあげたい」と考えるのも親というものではないでしょうか。 そうしたなかで、教育格差が生まれてしまうことも、現実としては受け入れざるを得ないという判断が働くのもムリはないと思います。 一方で、奨学金の申請が増え、さらには奨学金返済に苦しむケースも増えているという現実もあります。 格差社会と呼んでしまうことは簡単ですが、世の中、複雑ですね。(汗)

教育進路

 

親の想いとは別に、思春期の子どもについてはいろいろと難しいものです。 「反抗期」といっても、子どもによって様々ですし、それぞれの家庭によって考える問題でしょうね。 でも、だからこそ、誰もが均等な教育を受けられる社会を…、という考え方もあるのかもしれませんが、社会に出れば、それはまた多くの難問に遭遇するものです。 年齢に応じて、挫折や成功といった経験をすることは必要ではないでしょうか。 「わが家の家計」についても、子どもが理解できる年齢になれば、一緒に話し合うことも大切でしょう。 「お金は大切だが、それが全てではない」という当たり前のことを、当たり前に理解できるように「家庭」で教育しておきたいですね。