働き方も、ライフプランとして考える
まさに、「生き方・暮らし方」というライフプランを考えるときの重大なテーマです。
「出世して、子供も産め?!」”働き方強要社会”に疲弊する女性たち 日経ビジネスオンライン
もちろん、私の場合は、「女性が育児をがんばれるような施策はどんどんやるべき」という立場です。 働き方の選択肢は多いほうがいいに決まっています。 ずべてのニーズに応えられるかどうかは別にして、冒頭のニュースにあるような精神論ではなく、出産しても働き続けるための環境整備は、まだまだ不足していると考えているからです。
そういう意味では、「男性がもっと育児に参加できるような施策を打つべき」という考え方もアリ。(笑) 余裕のある大企業のための施策であったとしても、可能であれば、思い切って導入を進めてもらいたいものです。
ニュース記事には、「ライフキャリアレインボー」についても触れているようですが、その考え方には私も共感しています。 キャリアとは、様々な「役割り」の組み合わせであって、人それぞれ違って当然です。 「んなもん、働いてお金を稼がないと、生活でけへんやん」というように、「収入」や「お金」という部分だけにとらわれずに、自分自身の「役割り」について、少し広い目線で俯瞰してみてはいかがでしょうか。
「職業人」という役割りが自分のなかで90%を占めていて、「ちょっとしんどいかも」というときには、「家庭人」「市民」「趣味人」などの役割りについてのシェアを高めるのもいいですよね。 職場では、いろいろと難しいこともあるでしょう。 自分らしさを失わないように、自分自身を肯定することも必要ですし、さらには、他人を肯定することも大切です。 格差、格差と、必要以上に踊らされるのも考えものですよ。