今度は、「デパ婚」

2005年から7年間にわたる大改装を終えた阪急梅田本店は、10月の先行開業から11月の全面開業の約1カ月間で累計来館者数400万人を記録したようです。 全面開業初日には約17万人が訪れたとのことで、昨年、増床した大丸梅田店や新たに出店した三越伊勢丹、大阪ステーションシティのオープンと、賑やかな話題が続きますが、あまりの人出に戸惑う人も多いようです。

 

大きく変貌するのはキタでけではなく、ミナミでは日本最大の売場面積となるあべのハルカス近鉄本店の先行開業が2013年春に予定されています。 同じように、東京スカイツリーや、工事の終わった東京駅丸の内駅舎などの賑わいも続いていますが、相変わらず苦戦を強いられている周辺都市の駅前商業施設や商店街などと比較すると、あまりにも対照的で考えさせられることもありますね。

 

 阪急が梅田本店で”模擬結婚式”開催 「デパ婚」で若者需要掘り起こす

 

阪急梅田本店のリニューアルで最大の特徴となったのは、4フロアーを吹き抜けにしたイベントスペース「祝祭広場」ですが、この広場を見たいと訪れている人も多いようです。 今後、どのようなイベントが開催されるのかにも注目が集まっていますが、ここでは、「デパ婚」という新しい言葉が登場しました。

 

「派手婚」「地味婚」に加えて、レストランウェディングやガーデンウェディングと、結婚式場やホテルでの結婚式だけでなく、より個性やこだわりを大切にする時代の変化に、いち早く対応したということでしょうか。

ウェディング

結婚をきっかけに、独身時代の「私らしさ」に加えて、「あなたらしさ」や「私たちらしさ」も共有していくというように、「2人の価値観」を大切に考えるライフスタイルはカッコいいですよね。 結婚後の家計全般についてのご相談にお越しになる新婚さんが、お互いの価値観を認め合い、一緒に将来のライフプランについて夢を語れるようなご相談者の場合には、相談を受けている立場の私としても、とても清々しく、気持ちのいいものです。

夫婦、そして、家族の「生き方」「暮らし方」について話し合うことが大切なのはいうまでもありませんが、将来、お金のことで振り回されたりしないように、経済的な裏付けを考えておくことも大切です。