迷ったら「俯瞰」してみる

家計に関することで、なかなか結論がでなくて迷いこんでしまうということはよくあります。

 

これから住まいを購入するというケースでは、最後まで安全に返済できる金額なのか、から始まって、最終的には「変動金利」なのか「固定金利」なのか、また最近では団信も多様化しているため、どこで、どうやって借りるのが「得」なのか悩んでしまいます。

 

数年前に借りた住宅ローンであれば、当時よりも金利が下がっているので、借り換えをすればメリットがありそうですが、実行に移すためにはそれなりの労力が必要になります。例えば、「月々の返済額がいきなり半分になる」ということであれば、即行動!になるのかもしれませんが、実際には「総返済額で○○○万円の金利削減効果があります」と言われても、いまいちピンとこないこともあって、なかなか具体的な行動に移れない人もいるでしょう。

 

新婚世帯や、子育て世帯では、将来の生活設計がしっかりと定まっているわけでもなく、まだぼんやりとしているものです。 少子化や年金問題、景気の動向などによって、将来の家計に不安を感じるのも仕方ないご時勢ですが、家計に関する将来の不安は、目先のことだけをいくら考えてもすっきりとはしないものです。

 

家計の将来について、少し広く、少し長く「俯瞰」してみる。

俯瞰

 

目先の損得にとらわれていては、氾濫する情報に翻弄されるだけです。 長期的な家計で大きな失敗を防ぐためには、長期的な家計の裏づけから考えてみることも必要です。損得という勘定や感情ばかりに振り回されることなく、健全な家計を維持していくことは、普段の暮らしに欠かせない安心を与えてくれるはずです。

 

「将来の家計を俯瞰する」といっても、いったいどうやって?

 

このブログでは、ライフプランを考えることの大切さについて、具体的にご紹介していきたいと思います。