ハッピーエンディングカード体験講座

以前にもご案内しましたが、ライフプランラボの「ハッピーエンディングカードプレイ」のメニューとは別に、グループ参加形式で気軽にハッピーエンディングカードを体験できるようになりました。

その名も……

「ハッピーエンディングカード体験講座」

そのままですが。

宝塚市野上のカフェ、Fata倶楽部さんで今月から始まった「教えあい教室」のなかで、これから月に1回の予定で参加させていただきます。 「教えあい教室」は、毎週月・木曜日の15:00~17:00、お茶とお菓子付き受講料は1,000円で、気軽にワイワイと楽しめる内容です。 楽しそうな講座が目白押しですよ。

Fata倶楽部さんのFacebookページへはこちらから

Fata倶楽部

今月の、「ハッピーエンディングカード体験講座」は10月27日(木)15時から

詳細は、Facebookイベントページへ

ハッピーエンディングカード

興味はあるが、平日のお昼はなかなか難しい……、という人はお気軽にご相談くださいね。

また、ハッピーエンディングカードの正規メニュー(カードお持ち帰りつきなど、お問い合わせください)も、ご用意してライフプランラボでお待ちしています。

 

宝塚市のハッピーエンディングプランナー ライフプランラボ

ハッピーエンディングカード体験

昨日(2016年9月15日)、ライフプランラボのお隣の地域コミュニティの勉強会に、「ハッピーエンディングカード体験講座」を出講させいただきました。 毎月開催されている勉強会ですが、年に一度、お呼びいただくようになって、もう5年くらいになるでしょうか。 これまでに、「相続・贈与」や「終活」に関することもお話しさせていただきましたが、今回は「ハッピーエンディングカード体験」です。

ハッピーエンディングカード体験講座

 

●さらば、老後の不安!!

49枚のカードゲームで、あなたが備えるべき老後のリスクが簡単にわかる!!

 

全員参加型のワークという体裁で行いましたが、参加者同士のコミュニケーションもバッチリだったので、カードの内容によっては途中で盛り上がること数回。(笑) そうしたときには、ワンポイントアドバイスも交えながら、終始、なごやかな雰囲気となりました。

ハッピーエンディングカード

「ぼんやりしていた不安が多く、自分のなかで具体的に整理できてよかった」

「アレもコレもと考えていたが、自分で優先したい事がはっきりした」

「家族とのコミュニケーションが大切だと、今さらながら再確認できた」

終了後には、多くの人から感謝の言葉をかけていただきました。

 

ライフプランラボのサービスメニューとしては、個別相談の「ハッピーエンディングカード体験(カードお持ち帰り)」と、今回のようなグループ参加型の「ハッピーエンディングカード体験講座」を準備して、来月10月からご利用いただけるようになります。 興味のある人はお問い合わせくださいね。

もちろん、ライフプラン相談と同時に、ハッピーエンディングのエッセンスを盛り込んだ、セカンドライフプラン相談、終焉期のライフプラン相談など、多様なニーズにお応えします。

 

豊かで安心な暮らしのお手伝い ライフプランラボ

 

 

最後まで自分らしくありたい

一般社団法人 日本Happy Ending協会認定 ハッピーエンディングプランナーの溝本です。(笑)

ハッピーエンディングプランナー

「終活」というキーワードでこれまで何度か記事にしていますが、今後は「ハッピーエンディング」でいきます。 記事カテゴリーも変更しました。 (以上、雑談)

来月(2016年9月)、お隣りのコミュニティ 宝塚市西山コミュニティ協議会で定期的に開催している「にしやま倶楽部」さんでお話しをさせていただく予定です。 これまで何度もお呼びいただき、「終活」に関するお話しもさせていただきました。 今回は、終活より少し幅広く、ハッピーエンディングプランナーとして内容を組み立てています。

(こちらはいわゆる地域限定の勉強会ですが、他にも同じ内容での定期開催を近くの某所で企画中です)

一般社団法人 日本Happy Ending協会「一般向け情報」のページへ

人数の関係もあって、ハッピーエンディングカード体験講座のような感じで、ワークに参加していただく形式になる予定です。 対面の個別形式であれば、実際にハッピーエンディングカードを使ってしっかりできるのですが、それはまた別のメニューで準備しているところです。

自分らしく生きるための ハッピーエンディングカード

ハッピーエンディングも終活も、すべては現在のライフプランの延長線上にあります。 「大切なことだとは思うけど、まだまだ早いよね」という終焉期のライフプラン全般に対するイメージは、そろそろ終わりにしていきたいですよね。 ライフプランラボの正式メニューにも取り入れていく予定ですが、こちらはもうしばらくお待ちください。

ハッピーエンディング

特に、介護や看護、終末期医療などについては、事前の情報はもちろん必要ですし、QOLの観点からも本人の価値観を重視したライフプランニングが欠かせません。 「最期まで自分らしくありたい」早くから備えられることは、意外にたくさんあるものですよ。

 

ライフプランラボ公式サイト「終活カウンセリング」(サイトの内容を修正しなければいけませんが)(汗)

 

お盆の帰省で、老親と何を話す?

「夏休みに家族で帰省、みんなでお墓参り」という人は多いのではないでしょうか。 また、年老いた両親と、子ども、孫たちが集まる機会って、お盆とお正月くらい……、という人も多いような気がします。

「あなたはあと何回、親に会えますか?」

もちろん、終活に限ったことではなく、「親孝行」という意味でも考えなくてはいけませんが。

「終活」については、家族みんなのコミュニケーションと、時間をかけることが必要だ。 このブログでも何度も書いています。 特に「暗い」話題というわけでもありませんが、両親の「終活」について話しをする機会としては、お正月よりもお盆のほうが向いているようにも感じますね。

お墓参り

「終活って、知ってる?」

最近では、テレビの情報番組やニュース番組でも「終活」についての特集が組まれることも増えました。 もしかしたら、両親のほうがよく知っているかもしれませんよ。 両親ともまだまだ元気だからといっても、早すぎることはありません。 「何をしておくべき」といいうように厳格な取り決めがあるわけでもありません。 エンディングノートだって、すべてを完成させる必要があるわけでもありません。

今年の夏は、エンディングについて両親と話してみる「最初のきっかけ」にしてみるだけでもいいのではないでしょうか。

 

終活もライフプランニングです

 

エンディングノートは自分のためでもある

遺言書に比べて、いろいろな意味で作成することが手軽なエンディングノートです。 それだけ、表現できることもたくさんありますし、人によってエンディングノートを作る目的も違ってきます。 人によって違うというよりは、「いろいろあっていい」ということですね。 もちろん、同じ人が書いたエンディングノートであっても、必要に応じて書き足していくことも可能です。 年齢はもちろん、年月の経過とともに環境や考え方に変化があって当然ですから。 つまり、書き始めて一気に完成するものではないということですね。 あまり、完成形のイメージを固めすぎないで、ゆる~い感じで構わないので、まずは書けるところから始めてみることをお勧めします。

いろいろな使い方がありますが、「元気なうちに、記録をとっておく」こともそうした目的のひとつです。 記録として、間違いなく必要になってくる代表が銀行口座の管理です。 当たり前に誰でも思いつくのが、通帳・キャッシュカード・パスワード・届出印などになりますが、そうした必須アイテムの管理だけではありません。 普段の生活にはまったく支障がないとしても、ATMを操作する場合に液晶画面が見づらい、ボタンを押しづらい、というケースもありがちです。 ATMで送金できない金額のお金は窓口で手続きする必要がありますが、「振り込め詐欺」を防ぐ目的で、本人確認は仕方ないとしても、送金先の確認や「何のお金」なのかということまで聞かれる世の中になりました。 理路整然と答えることができればいいのですが、突然のことで答えに窮することだってあります。 近くに子どもが住んでいれば、銀行口座の管理やさまざまな手続きに付き添ってもらう必要が出てくるケースも考えておかなければいけません。 そのようなときのためにも、複数の銀行口座を放置しないで、預けているお金の目的ごとに整理をしておくことは大切なことですね。

エンディングノート

 

もちろん、銀行口座といっても自分自身の名義だけではないでしょう。 過去に作った子ども名義の口座が残っていませんか? 「休眠口座の取扱いをどうする?」というニュースも時々見かけますよね。 不要な口座であれば、解約するなどして整理すればスッキリします。 また、銀行といっても店舗だけではありません、これからはインターネットバンキングを利用している人も増える一方でしょうし、ネット専業銀行というケースもあります。 もちろん、証券会社など他の金融機関も同じです。 記録をとっておくこと、できればその一部でも子どもたちと共有すること、そして、できる範囲で「お金の話し」も家族でしていければいいですね。

 

終活カウンセリングサービスもライフプランラボへ

 

終活セミナー

先日、2月20日のことですが、ご近所の勉強会にお招きいただいて、「終活」をテーマに講師をさせていただきました。 昨年の夏にも一度お話しをさせていただいたのですが、そのときは老後の生活設計全般についてでした。 前回は、終活について少しだけ触れた程度だったのですが、今回の依頼では、「是非、テーマを終活でお願いしたいのですが」ということで、120分間、たっぷりと終活てんこ盛りでした。(笑)

 

終活セミナー

終活が注目されるようになってきた時代背景や社会事情とかも交えながら、新しい「終活」ですが、いろいろな意味や効果があることなど、紹介をさせていただきました。

私自身、証券会社に始まり、保険会社、そして現在のFPと、個人の資産に関する仕事を続けて約30年になります。 そんななかで、相続に限らず、今の「終活」が必要なんだなと感じる事例はたくさん経験してきました。 個人の資産設計といっても、お金と人生設計、家族との関係はやはり切り離せるものではありません。

「子どもに迷惑をかけたくないから……」

という言葉はよく耳にしますが、子どもは迷惑なんて感じていないのかもしれません。 ただ、「できることなら元気なうちにやっておいたほうがいいよね」ということはたくさんあります。 いくつかの典型的な事例のなかでも、参加者の皆さんが大きくうなずいていたり、懇親会での質問が多かったりしたのが、相続時の手続きです。 「相続」という言葉を聞くと、縁遠いイメージですが、「亡くなった親の名義の銀行口座をどうする?」となると誰にでも関係する話しになりますよね。(汗)

もちろん、「100人集まれば、100通りの終活がある」と私は考えていますし、被相続人の名義変更と簡単に言っても、いろいろな事情があって教科書通りとはいかないケースも十分に考えられます。 だからこその「終活」なんですね。

 

自分たな卸し

エンディングノートというのもよく知られるようになってきました。 しかしながら、「じゃぁ、すぐにでも書き始めてみよう」というところまではなかなか……、というのが現実です。 そこで、簡易版エンディングノートのような形式の、「終活準備ノート」を使って、簡単なワーク形式で書きこんでいただく時間も設けました。 ワークって、やはり盛り上がります。(笑)

人それぞれにに終活の形があると思います。 すぐに完成するものでもありません。 始められところから少しずつ、夫婦、家族で共有しながら仕上げていくものだと思います。 今回の勉強会が、そんなきっかけになったとすれば嬉しいのですが。

 

兵庫県宝塚市の終活カウンセラー

 

リタイアしたら、「戸籍をたどる旅」はいかがですか?

「終活」という言葉は、人生の終焉期について事前に準備しておこうという活動全般を指しています。 当初は、葬儀やお墓など、または、エンディングノートや遺言にまつわることというイメージが強いものでしたが、現在では、より幅広い活動を指すように変化している感じがします。 私自身も「終活」はライフプランと一体のものであり、老後の「生き方・暮らし方」を、より豊かで安心なものにするための活動全般と理解しています。

終活もライフプラン

 

ライフプランを考えるときも同じですが、「終活」でも希望する「生き方・暮らし方」につい具体的に描いてみることが必要です。 そのため、特に「終活」では、「人生のたな卸し」をしてみることが効果的です。 エンディングノートを作成する場合、自身の人生を振り返ることから書き始めるケースが多いのもそうした理由からです。

「人生の棚卸し」のひとつに、自分自身の戸籍を集めてみるというのはいかがでしょうか。 相続が発生すると、いろいろな相続に関する手続きが必要になります。 相続税の申告までは必要ないにしても、被相続人が保有していた金融機関の口座については名義変更をする必要がありますから、相続人になれば、誰もが経験することでしょう。

金融機関での手続きの際、「亡くなられた方の出生から死亡までの戸籍謄本と、相続人全員の印鑑証明、実印をご用意ください」と言われます。 遺産分割協議書については金融機関の書類で代用する場合が多いと思いますが、被相続人の戸籍謄本を集めるのが、なかなか大変な作業になるケースもあります。

そもそも、どうして、出生から死亡までの戸籍謄本が全て揃わなければいけないのかということについて特に説明はないと思いますから、なかなか集められない場合には、結構なストレスになってしまいます。 何故、亡くなった人の戸籍謄本を全て揃えるのかというと、相続人を確定するために必要だからです。 つまり、相続人全員が間違いなく同意していて、今後、「私も相続する権利があるはずなのに」という人が出てきて問題になるようなことを防ぐためです。 必要な理由がわかれば、いったん提出した戸籍謄本について「不足しています」という連絡が金融機関からあっても、戸惑うことも少なくなるかもしれませんね。

さて、そんな戸籍を集める作業ですが、私が経験したケースでは、実に半年もかかったことがあります。 その時に集まった戸籍謄本は全部で30枚以上でした。 結婚・離婚だけでなく、遠方の両親との同居や、また引越しなどが多かったこともありますが、他にも「なるほど!」と思ったことがひとつあります。 それは、「平成の大合併」です。 平成11年から政府主導で行われた市町村合併ですが、そのおかげで、過去に住んでいた市の名前が変わっていて、問い合わせ先を探すのにも四苦八苦という状態でした。

私の両親なんかの場合には、二人とも生まれてからずっと同じ市内に住んでいるので、そうした心配はありません。 「元気なうちに戸籍謄本を集めておいてね」と頼んでおくこともないかと思いますが、なんとなく思い当たることがある場合には、事前に集めておいてもらうことも必要ではないでしょうか。 近所に両親の兄弟姉妹など、親戚がたくさん居る場合には、いろいろと聞くこともできますが、そうじゃないときはやはり大変です。 子どもにしてみれば、聞いたことのない名前がずらずらと登場するわけですから。

自身が生まれたときからの戸籍謄本を一度集めてみて、そこに登場する人物のことを思い返してみる。 また、夫婦で、家族でそんな思い出話しをしてみる。 まさに、自分自身のたな卸しのきっかけになると思います。 現実にツアーが企画されているわけではありませんが、「戸籍をたどる旅」、いかがでしょうか。

 

終活にも、ライフプランを

 

 

 

老後の暮らしを考えたとき、終活は始まる

「終活」という言葉が、流行語大賞のトップテンのひとつに選ばれたのは、昨年2012年のことでした。 つまり比較的新しい言葉ですが、最近ではニュースなどで終活の話題をよく見かけるようになりましたね。 よく見かけるとはいっても、その内容は主に、「散骨葬などが注目されてきている」「イベントでの入棺体験」「エンディングノート」などが多いのではないでしょうか。

もちろん、そうした話題も終活のひとつですが、「人生の終焉期」とばかり考えていると、「終活」のスタートをきるタイミングは、ますます遅くなってしまいます。 現実に、ライフプランラボへご相談にお越しになる人で、70歳前後の人の場合でも、「終活」や「エンディングノート」の話題になると、「まだまだ私なんて早いです」とおっしゃる方も多いのが現実です。

私はいつも、「終活はライフプランの締めくくりですよ」とお話しをしています。 それは、「終活」がひとつの独立したテーマではなく、ライフプランの延長線上にある共通したテーマだと考えているからです。

 

ライフイベントに予算を

例えば、老後の暮らしの土台となる「住まい」です。 住宅ローンも終わり、長く快適に住むためには、修繕やリフォームが必要な場合も多いですね。 また便利な都市圏のマンションに住み替えるケースもよく見かけるようになりました。 その際に、将来の看護や介護を考えることも多くなっています。 看護や介護を考えるときには、誰が介護の中心的役割を担うのかということも検討材料になってきます。

もちろん、現実には看護・介護の多くは家族の誰かに負担が偏る傾向はありますし、本人たちの意向だけで決められるものばかりでもありません。 しかし、将来を考えたときに、どんな暮らしを希望するのかというとき、看護や介護まで共通したテーマとして考える時代になっていることは間違いありません。

超高齢化が当たり前の時代になり、高齢者を対象としたサービスもまだまだ増えていくでしょう。 選択肢がたくさんあり、希望する老後のライフスタイルが増えても、家計の裏付けを伴わないようでは現実的なものとはいえません。 たくさんある選択肢だからこそ、本当に希望する老後のライフスタイルを実現させたいですよね。 そのための準備は早いほうが、できることがたくさんあります。

 

終活にも、老後の生活設計にも、ライフプランを

 

 

終活に必要な、親子のコミュニケーション

終活はライフプランの締めくくりです。 ライフプランニングに夫婦や家族のコミュニケーションが欠かせないのと同じように、終活にも夫婦、家族とのコミュニケーションが大切です。 特に、老親と子ども、子どもの家族を交えた終活の準備が、これからの時代には必要になってくるでしょう。 終活の話題としては、今のところ葬祭などに関する情報が多いように感じますが、一方で老後の介護や看護に関するニュースも気になるところです。

 

終活に親子のコミュニケーションを

老後の医療や住まいについても、選択肢は一気に広がりつつありますが、「私にはまだ早い」と感じている方も多いはずです(それもムリはありませんが)。 老親の暮らしを心配する子どもにとっても、終活に関する話題を積極的に切り出すのは難しいことなのかもしれません。

突然、年老いた両親の看護や介護という場面に遭遇したとき、何の準備もないままでは子どもとしても不安で一杯になります。 いつ、どんな状態でやってくるのかわからないことだから準備することは難しいということではなく、「わからないことだからこそ、早いうちから少しずつ時間をかけて考えていこうね」というきっかけが生まれればいいですね。

 

終活もライフプランの重要なテーマです

 

要介護認定調査

ライフプランラボでは、終活カウンセリングに関する相談メニューの導入を準備中です。 ファイナンシャルプランナーとしての実務経験をもとにしながら、各分野の専門家と連携したサービスも検討しています。 また、現在、私が注目しているのは、「早めの準備」です。

 

「何ごとも、早めの準備が望ましい」とはいうものの、全てを早いうちから決められるわけではありません。 例えば、エンディングノートも同じです。 書き始めたからといって、「最後まで完結しなければならない」ということではなく、「書けるところから、書き始めてみる」ことが大切だと感じています。 具体的に書けない部分についても、書こうと継続して考えることで、普段からの意識づけが変わるからです。

 

医療や介護に関することも同じです。 特に、要介護認定の申請については、「早めの準備」が大切です。 「要支援」については、厚生労働省で大幅な見直しが検討されていますが、「早めの準備」で考えると、介護予防や自立支援といった本来の目的から疑問を感じてしまいます。 ただ、健康保険と介護保険との区別について、はっきりと把握できている人は意外と少ないように実感していますので、「要支援」も含めて、介護認定の申請について具体的に考えてみることも、やはり「早めの準備」としては必要なことです。

 

「要支援」「要介護」と認定されると介護保険のサービスが受けられるということは誰しも知っているでしょう。 しかし、「要支援」「要介護」と認定される、具体的な状態というのは、軽度であればあるほど気づくことが難しいように思います。 早めに「要支援」認定を受け、介護予防のサービスを受けられるようにしておきたいものです。

 

要介護認定の申請前に、「果たして、今の状態で介護認定の可能性があるのだろうか」という疑問は、「要支援」であれば当然あると思います。 実際には、要介護認定を申請したあと、訪問調査員による要介護認定調査というヒアリング調査が行われます。 「要介護認定調査では、どのような質問があるのか」ということについて、おおよそでも把握しておくと、そのときに慌てなくても済みそうです。 機械的な質問だけではなく、申請者本人や家族が「困っている、不便に感じている」ことや、「望んでいる」ことなどについて、正確に伝えられるような準備も大切です。

 

要介護認定調査

先日、介護認定申請直後というご相談者に、要介護認定調査のロールプレイング(?)を体験していただきました。 質問項目は多岐にわたります。 すらすら答える必要はありませんが、「上手く答える」ということではなく、「正確に伝える」ためには、やはり準備しておいたほうが安心だと実感しました。 また、実際に介護認定の申請なんて、まだまだ関係ないという世代でも、親の介護を考えることになるかもしれない子ども世代でも、「要支援・要介護」がどのような状態で認定されるのかについて、具体的に想定できるというメリットもあります。 つまり、介護サービスを受けられるようになったときに、スムーズに手続きを始めることができるようになります。 ライフプランラボの「終活カウンセリング」のメニューとしては、まだ正式にはスタートしていませんが、お問い合わせいただければ今のところは「体験版」としてご利用可能です。

 

正式な相談メニューへの記載はまだですが、お気軽にお問い合わせください