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2014.05.13
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家計
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4月から消費税が8%に上がってから1ヵ月が経過、ゴールデンウイークも過ぎてなんとなく落ち着いてきたところでしょうか。 私も、仕事で使っていたPCがXP機だったので、全部を入れ替えるため3月末からしばらくは慌ただしくしていました。 大学に進学した子どものPCも買う必要があったのですが、ちょっと落ち着いてからゆっくり選びたかったので注文したのは今月に入ってからです。 スーパーやコンビニの店頭での価格表示にはまだ慣れないところもありますが、皆さんはいかがでしょうか。
総務省統計局の家計調査速報(2人以上の世帯)によると、2014年3月の消費支出は前年同月比実質7.2%増、前月比(季節調整値)実質10.8%増となる一方で、勤労者世帯の実収入は前年同月比で実質3.3%の減少となったようです。 今後は、この収支のギャップを埋めることができるのか注目されますね。 消費税率引き上げによる駆け込み需要が見られた主な品目としては、やはり大型家電や家具、それに通学定期代などが目立ったようです。 その他にも、長期保存できる日用品・消耗品などについては、「買い置き」で少しでも家計のためにという行動が幅広く見られたようです。
(参考)総務省統計局家計調査(二人以上の世帯)平成26年3月分速報
経済界にとっても消費税率引き上げによる駆け込み需要と、その後の反動減について注目されていますが、それは家計にとっても同じことですね。 もちろん意味は違ってきますが、家計支出が普段とは違う一時的支出増とその後の支出減になり、しばらくの間は増税の影響を実感しにくいのではないでしょうか。 また、落ち着いてきたとしても、このままの経済環境であれば来年(2015年)の10月には、さらに消費税率は10%への引き上げが予定されています。 消費税率引き上げがわが家の家計にどの程度のインパクトがあるのか……。 実際の影響度はこれからはっきりしてくることですが、来年の再引き上げに備える意味でも、この機会に、家計全体の把握を考えておきたいところですね。
もう一度、家計簿をつけることもいいのですが、「家計簿まではちょっと……」という人も、「1ヵ月に使ったお金」と、「1年間に使ったお金」、つまり家計の支出総額くらいは把握しておくようにしましょうね。 「家計に入ってきたお金」と「家計から出ていったお金」、そして「家計に残ったお金」、それぞれの総額を把握するだけでも家計運営に効果がありますよ。
人生設計にも、家計の裏づけが必要です
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2014.03.07
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家計
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いよいよ消費税増税の第一弾が来月(2014年4月)に迫ってきました。 昨年までは、住宅や自動車購入は消費税増税前か、後か……、という議論が多かったように思いますが、すでに3月にはいった今となっては、より現実的というか、誰にでも関係する話題が中心になってきているような気がします。
- 以前から買う予定にしていた高価なモノを、前倒しで購入する
- 買う予定にはしていなかったが、よく考えてみれば必要なのでこの機会に購入する
というような、「当たり前の行動」が、基本的なスタンスとしては正解ではないでしょうか。
- せっかくだから、なかなか購入に踏み切れなかったアレも…
- ついでだから、アレも買っちゃおうか…
というのは、便乗購入?のような感じですから、あとで後悔しなくてもいいようにしたいものです。 ま、「消費税増税が背中を押してくれてよかった」というのであればハッピーですが。(笑)
昨年10月の記事にも書きましたが……
これから買おうとしているモノが、「必要なモノ」なのか「欲しいモノ」かを考えるクセをつけておくことも大切です。 たまには「ムダ遣い」もストレス解消に効果を発揮することもあるかもしれませんが。(汗)
さて、大型家電や何かの記念に高価なモノを…、という予定もない人は、消費税増税を控えてどのようにすればいいのでしょうか。
「ささやかな抵抗として、日用品を買いだめしてやろう」
これも正解です。
買ったところでたいした金額にはならない。 ということもありますが、それ自体がムダになることではありませんし、それこそ「せめてもの抵抗」ということでいいのではないでしょうか。
人によりますが、買いだめしたために、かえって気持ちが大きくなって、普段よりも消費するペースが早くなってしまう……、というケースも考えられますが、それくらいはいいじゃないですか。 私の場合、アルコールがそのケースに該当しそうですが。(笑)
日頃から、家計のやり繰りがたいへんで、消費税の増税のインパクトが心配だという家計では、もう一度、家計全体を幅広く見直してみるきっかけになります。 わが家のライフスタイルを考えてみて、支出項目にメリハリをつけた家計管理を大切にしたいものですね。
家計の不安には、ライフプランを考えることから始める
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2014.01.29
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家計
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もうすぐ確定申告のシーズンです。 せっかく家計簿をつけている人も、1年間の決算をしてみないともったいないですよね。 家計レベルでは、確定申告ではありませんから簡単にでも1年間の家計全体を把握できればそれでいいと思います。
(1)1年間の現金収入-(2)1年間の現金支出=(3)1年間の貯蓄額
(1)の現金収入ですが、例えば給与天引きの財形貯蓄などは、収入に入れてくださいね。 一度、家計に収入として入ってきて、貯蓄したと(つまり、支出しなかった)いうイメージです。 1年間の手取り収入は、このように考えてくださいね。
(2)の現金支出はわかりやすいです。 例えば、クレジットカードなどはどうするのか、ここでは細かいこだわりは不要です。「買い物をした日」か、 「銀行口座からの引き落としの日」か、どちらかにに決めておいて集計すればいいですね。 あと、給与天引きの保険料などの場合には、いったん収入として家計に入ってきてから保険料として支出したことになります。
さて、問題は、(3)の年間貯蓄額です。 (1)と(2)の計算から導きだされた金額と、実際の通帳残高などを比較してみて誤差はどれくらいですか?(誤差があることが前提になっていますが)(笑)
運用商品などがあって、時価が変動している場合は時価総額の推移を考慮する必要がありますが、単純に預貯金しかない場合には、誤差の大小によって、収入と支出の金額をもう一度洗い直してみる必要があります。 1円単位まで細かく追求する必要まではありませんよ。(汗)
1年間の手取り収入が、500万円。 支出総額のうち、住宅ローンの年間返済額は100万円。 まだ子どもは小さくて学校へ納める授業料などを考えなくてもいい場合、年間の収入から住宅ローンの返済額を引くと……
500万円-100万円=400万円
となりますが、1年間に100万円の貯蓄ができていれば、住宅ローンの返済以外に使ったお金は300万円となり、月々にすると25万円ですね。
50万円の貯蓄であれば、使ったおは年間で350万円、月々約29万円ということです。
もし、同じ条件で、「貯蓄なんて全然できていないよ~」ということなら、1年間に使ったお金はそのまま400万円ですから、月々にすると約33.3万円になります。 1年間に、いくらぐらいで生活しているのか、月々に直すとだいたいいくらくらいなのか……。 予算とまではいかなくても、だいたいの目標設定はできていますか? そして、決算とまではいかなくても、だいたいの結果は把握できていますか? 実は簡単な、「年間単位の家計を把握すること」って、将来の家計について考える場合にも、大切なことなんですよ。
もちろん、具体的な貯蓄目標があるなら、月々だいたいいくらぐらい、年間でだいたいいくらぐらいで家計をやり繰りする必要があるのか、簡単に逆算できますよね。
家計に関するご相談は、年間家計を把握することから
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2014.01.24
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家計
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「家計のことを考えなきゃ」というきっかけにもいろいろとありますが、それぞれのライフステージによって、必要になるファイナンシャルプランも違ってきます。 たくさんある「お金を増やす」「お金を節約する」プランのなかから、わが家にとって「やるべきこと」を確実に実行することは大切なことです。 ただし、ひとつの問題や課題が解決しても、「ボスキャラ」の存在を知り、攻略法を確立するまで油断は禁物です。
さて、「ボスキャラ」とは……、ずばり、「生活費」です。
「いやいや、ずばりって……」と感じる人も多いと思います。 住宅ローンとか生命保険料とかであれば「ずばり」となるかもしれませんが、「生活費」では、漠然としていますよね。 しかしながら、長期的な家計を分析していると、生活費というのはまさに「ボスキャラ」と呼ぶにふさわしい存在感なのです。 「人生の三大支出」という言葉をよく目にしますが、「住宅費」「教育費」「生命保険料」などの支出総額は確かに大きいものです。 「生命保険料」の代わりに「老後生活費」が入ることも最近はありますし、それなら現役時代の生活費が入ってもおかしくありませんが、あまりにも桁外れの存在なので違和感があるのでしょうか。(笑)
まぁ、生活費のなかに、たくさんの支出項目がありますから、全部まとめて「人生の最大支出」とするのも無理があるかもしれません。 しかしながら、「ボスキャラ」と呼ぶにふさわしい存在感であることは間違いありませんから、攻略するための考え方について私の持論を少しばかり。
まず、わかりやすいところで例を挙げることにします。 例えば、住宅ローンの繰上げ返済(期間短縮型)をしたところ、総返済額で300万円の節約ができたという場合です。 計算上、300万円の利息分を節約できたことは間違いありませんが、問題は、その300万円の行き先です。 同じようなことですが、繰上げ返済(返済額軽減型)をしたところ、月々の返済額が1万円少なくなったという場合に、浮いた1万円の行き先はどうなったのでしょうか。
住宅ローンの繰り上げ返済に限りませんが、なんらかのプランを考えるときには、きっかけがあったはずです。 その多くが「節約したい」というものであることはわかりますが、「節約」の目的にもいろいろとあります。 「もっとお金を貯めたい」から節約をする場合があれば、「もっとお金を使いたい」から節約をするということだってありますから。
「人生の三大支出」と呼ばれるような支出項目について知ることは、もちろん大切なことです。ただ、それらの支出について上手に準備ができたからといって、それだけで安心していてはいけません。 「人生の三大支出」を除いた、「その他大勢」を全部まとめて「基本生活費」と考えたとき、ごく当たり前の「日々の暮らし」の積み重ねこそが、長期的な家計に大きな影響を与えていることに気づきます。
「日々の暮らし」を考えるとき、毎月いくらでやり繰りしているのか、その結果、1年間にいくらの生活費を使ったのかという感覚を持っておくことは大切なことです。 教育費や住宅費などの大きな支出を除いて、通信費や食費、水道光熱費などの支出を全部まとめて、例えばわが家では毎月25万円でやり繰りしているという場合には、年間で300万円の基本生活費になります。 1年間の家計を振り返ったときに、1年間にできた貯蓄額などから逆算してみて、大きな誤差がなければ問題はありません。 誤差が大きい場合には、考えている以上にお金を使っていたということになりますが、それ自体が「いけないこと」とか「問題がある」ということではなくて、実際に1年間に支出した金額を把握しましょうということです。
「月々いくら」、その積み重ねでだいたい「年間いくら」、それくらいでやり繰りしていれば、わが家の暮らしはだいたい大丈夫……、という「目安」というか、「モノサシ」を持っておくことは大切なことです。 それほど難しいことを考えなくても、家族が望む「わが家らしい暮らし」を続けることができるような、「居心地の良い」家計の状態を見つけておきたいものですね。
ファイナンシャルプランは、あくまでも希望するライフプラン(生き方・暮らし方)という「目的」を実現に近づけるための「手段」です。 何をするにしても、まずは、ライフプランを考えることからですよ。
豊かで安心な暮らしのために、ライフプランは基本です
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2013.08.25
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家計
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今年の夏も、猛烈な局地的豪雨や雷雨が猛威をふるっています。私の場合、天候の急変が予測される場合に、こんな便利なサイトを利用しています。
ウェザーリポートCh.
このサイトにある、「雨雲レーダーCh.」がすごく使いやすいです。
また、スマホのアプリでも、いろいろなタイプがありますね。 ちなみに、私が使っているのは…
Go雨!探知機-XバンドMPレーダー
ゲリラ豪雨の予測は難しいとされていますが、いろいろと便利なものが増えていますので、ちょっとした準備はしておきたいものですね。
雨雲レーダーの次は、事前に確認しておきたいハザードマップです。 ライフプランラボでは、火災保険のプランニングの際に、対象物件の地域についてハザードマップで確認しておくことはは欠かせません。
楽天の保険ニュース&リサーチのコラム「ハザードマップを見てみよう!」
私がよく利用している、兵庫県のハザードマップ
兵庫県CGハザードマップ(地域の風水害対策情報)
そして最後に、リスクマップです。 火災保険や生命保険のプランニングには、リスクマップを使って家計上のリスクを整理する必要があります。
リスクマップに関連する記事一覧
防災、減災については、家族で「前もって備えておく」ことも必要です。 具体的な対策を検討するときに、必要となる情報については、しっかりと確認をしておきたいものですね。
リスクマップを使うと、老後の資金計画についての考え方も整理できます。
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2013.08.06
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家計
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「1年間にいくらのお金が入ってきて、いくら出ていきましたか?」という質問に、自信をもって即答できる人は意外に少ないものです。
会社員の人であれば、給与天引きの財形貯蓄や持ち株会と、生命保険料や従業員組合費などの違いについても、「いったん現金として入ってきて、それぞれの費目で支出した」というように整理して考える必要があります。 もちろん、財形や持ち株会は現金として家計から出ていったわけではありませんから、月々の積み立て貯蓄と同じように「出ていったお金」には入らないわでです。
(収入)給与収入の年間支給額から税金や社会保険料などを差し引いた手取り金額、つまり家計に入ってきた金額
(支出)使ったお金、つまり家計から出ていった金額
(貯蓄)収入から支出を差し引いた金額、つまり家計に残った金額
1年間の(収入)(支出)(貯蓄)、それぞれの金額についておおまかにでも把握できていますか?
「家計簿をつける目的」がはっきりしていて、継続できれば大きな誤差は避けられるようになるはずです。 毎月の支出額は一定ではありませんから、多少のデコボコはありますが、1年間のトータルで金額を把握しておくことは大切です。
食費や水道光熱費、家賃や住宅ローン、子どもの教育費まで含めて、「1ヶ月に全部でいくら」使っているのか、合計金額を考えたことはありますか? 月々30万円だとすると、年間360万円になるはずです。 ところが、年払いの支出があったり、臨時の交際費があったりと、年間で合計すると考えているよりも金額が増えてしまうこともよくあります。
日々、月々の細かい支出ごと、家計簿レベルの目線以外に、1年間の家計支出全体を幅広く見渡してみて、「1年間に入ってきたお金と出て行ったお金、そして残ったお金、全部でいくら」という視点で家計を見ることができると、長期的な家計の将来についての予測がしやすくなります。 本当です。(笑)
ライフプランシミュレーション、家計のキャッシュフロー分析を用いた長期的な家計分析には、年間単位の現金収支を把握することが必要です。 その結果、「家計管理の目安」を手に入れることができますから、収入の増減や予想外の支出増などにも冷静に対応することができるようになります。 ちょっとしたことでお金に振り回されることのないように、「こうしていれば、わが家はだいたい大丈夫」という「ものさし」があれば安心です。
ライフプランラボ一番のお勧めメニューは、ライフプラン相談です
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2013.08.01
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家計
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「給料日前になると、いつもお金が足りないな~」「なかなか思うように貯蓄ができなくて」「せっかくのボーナスも、月々の補填でなくなってしまう」という状態が続くと……
「いったい、お金はどこに消えたの?」
というように、家計簿をつける動機付けになりますね。
家計簿は、家計の現状を把握するための必須アイテムです。 私は、家計簿の専門家でも、節約の専門家でもありませんが、長い間、家計相談を経験するなかで感じる、家計簿の目的とか使い方についての持論を少し書いてみたいと思います。
家計簿をはじめてつけてみて、「あ、明らかに電気代がかかりすぎ!」というように、すぐに問題点が見つかることってほとんど無いと思います。 費目によっては季節ごとの特徴もありますし、まずは数年続けてみないといけないようですね。 「何度かチャレンジしているけど、なかなか続かなくて」という人は、少し肩の力を抜いて、最初から完璧を求めるのではなく、続けられる範囲で始めてみたほうが良さそうです。
●現金の残高が合わなくても、細かいところまでは気にしない
●何に使ったのかわからないものは、使途不明金でまとめて深追いしない
●費目の分け方に迷うなら、最初は少ない費目で
というように、ゆる~い運用でも構わないと思いますよ、まずは続けることが大切です。
家計簿をつける目的は、なんでしたか? 頑張って続けているうちに、家計簿をつけることが目的になっていませんか? 家計のムダを見つけたい、節約したい、貯蓄したい、という目的があったはずですが、家計簿をつけることを頑張りすぎて、そんな目的を見失ってしまうこともあるかもしれませんね。
冒頭に、「家計簿をつけるのは、家計の現状を把握するため」と書きましたが、せっかくつけた家計簿ですから、予算を立てるところまでは応用したいものです。
予算を立てることが、「自分らしいお金の使い方」につながります。
費目ごとに毎月の支出金額の予算を決めるわけですね。 ただし、たとえば1ヶ月1万円を節約したい場合に、「10費目について一律千円カット」とかも難しいと思います。 家計の現状について広く見直してみて、自分にとっての優先順位を考えてみてください。 「この支出を削るくらいなら、こっちは別にいいや」というように、大切にしたい支出を守るためにどうするのかというイメージです。
あと、余裕があれば……、ですが……
「予備費」の費目を作っておいて、急な支出に備えておくというのも効果的です。 超短期的な貯蓄のようなものですね。 年度末になって、「使わなくてもよかったね」となれば、ご褒美に買い物をするのか、貯蓄に回すのかは自由です。
月末になって、家計簿上と実際の現金残高に大きな誤差がなくなって、決めた予算の範囲内でだいたい支出が収まるようになれば、家計簿から卒業するのは構わないと思います。 概ね、家計の傾向について頭の中で考えていることと、現実の収支が近くなれば、家計のやり繰りも楽しくなってくると思いますよ。
ライフプラン相談も家計の現状分析から始まります
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2013.06.12
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子どものしつけに、スマホアプリなんて……
スマホママの2人に1人以上が「子どもをあやすために利用したことがある」 INTERNET Watch
小さい子どもが泣き止まなかったり、グズったりするときって、場合によっては「藁にもすがりたい」って、ありますよね。 そんなときは、とっておきの玩具や絵本、それに、今だとスマホアプリがあってもいいじゃないですか。 せっかくだから、いろいろと活用しないともったいないですし。
なので、もちろん、「しつけにスマホを利用するのはいいことだ」という立場に賛成です。
ただし、スマホって「楽しいモノ」って、子どもに刷り込まれてしまいますから、普段は目につかないところに置いておくようにするとか、勝手にさわらないように注意は必要ですね。
子どもの「しつけ」というと大袈裟ですが、「子どもと一緒に楽しむ」くらいであれば、目くじらを立てるようなものでもないと思います。 忙しいママのための……、というと他にもいろいろとお役立ちアプリもありますよね。 ダイエットアプリ? は少し違うかもしれませんが、家計簿アプリもたくさんリリースされています。
家計簿が続かないからって、「アプリだと簡単だ!」とはいかないケースも多いとは思いますが、使い方はケースバイケースです。 例えば、「コンビニでのムダ遣いが多いかな」と感じる場合には、レシートの写真を撮るだけで、自動的に家計簿形式で取りこんでくれるアプリなんかもありますから、1ヶ月にコンビニで使ったお金の集計も簡単にできてしまいます。 上手に使って、いろいろと普段の暮らしに役立てらればいいですよね。
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2013.06.11
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「保護者のアドバイスや意見に従うこと」が本当に多いのかどうかは実感がありませんが、反抗期を過ぎた大学生であれば、今どきの傾向ということなのでしょうか。
”親離れ”ができていない大学生が増えている Business Media 誠
私の考えとしては、「大学生なら自分のことぐらい自分で決めよう」という考え方に賛成です。 社会にでるまでの訓練だと思いますし、決断できないよな場合に両親のアドバイスを求めること自体には異論はありませんが、自分で考え、自分で決断することは大切です。 年齢を重ねるほどに、決断した結果に対する重みは増していきますから。
私がライフワークとして活動しているNPO法人は、「次世代育成支援」をテーマにしています。 主に中高生・大学生を対象にしたプログラムを行っているのですが、中高生・大学生がたくさん集まった機会に、「金銭教育」を題材にして1時間ほど話すことがありました。 「みんな当たり前のように暮らしているが、日々の生活にどれくらいお金が必要なのか」ということを考えながら、お金やモノを大切にしようという展開を考えていました。 冒頭、集まった子どもたちに質問してみましたが、その質問は……
「一人暮らしに憧れる人は手を挙げてみて」
私の期待は、「ハーーーイ!」と、一斉にとまではいかなくても、大半の子どもたちが元気に手を挙げる様子でしたが、実際は、「シ~~~ン」 あれ?(笑)
やや慌てた私は、数人の中高生に理由を尋ねてみましたが、その答えはすべて…
「危ないもん」
いえいえ、日本の場合、そこまで治安が悪化しているとも思いませんが……。(汗)
実際には、子どもたちがビクビクしながら暮らしているというわけでもありませんし、治安などの環境もあるもかもしれませんが、やはり「親と一緒だと、なにかと楽」っていうことが大きいようでしたね。(笑)
「夜更かししていても、朝は確実に起こしてくれる」
「急に帰りが遅くなっても(予定変更で、突然食べずに帰っても)、自動的にご飯が出てくる」
「部屋に閉じこもっていれば、放っておいてくれる」
さて、「良い・悪い」ということではなく、それぞれの家族で考えることなのかもしれませんし、教育方針だから違って当然だとは思いますが、子どものためには、子どもの成長に合わせて意識的に子離れを考えたほうがよさそうですね。
大学生になったら、成人を迎えたら、社会人になったら……
携帯電話の通信料金の負担は?
月々のおこづかいは?
家計に、いくらかでもお金を入れるの?
子どもの「自立」と「自律」のためにも、話し合ってみたいですね。
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2013.06.06
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富士山の世界遺産登録について注目が集まっています。
世界遺産登録で注目が集まっている「富士山」--6割の人が「入山料」に賛成 Business Media 誠
私としても、「入山料はむしろ必要」という多数派に賛成です。
世界遺産登録というのはひとつのきっかけであって、増加するゴミの問題については、最低限必要なコストとして、「入山料」の徴収が解決策としては理解が得られやすいと考えるからです。 「富士山の環境を守ろう」といっても、反対する人は少数だと思いますが、実際に、コスト負担ということになると、国民全てからというのも難しいでしょうから。
最低限必要なコストを家計分野に置きかえてみると、「保険」もそうですね。 自分自身や家族を守るために必要な最低限のコストを負担できないようであれば、安心な暮らしを送ることはできません。 ただし、たくさん保険に入ればいいというものでもありません。 想定するリスクの種類やダメージの大きさに合わせて、家計とのバランスを考えることが大切です。 これからは生命保険も「現物給付型」の商品が導入されるようになります。 ますます選択肢の増える保険ですが、「いざというときの安心料だ」というイメージだけではなく、具体的に家計の現状と将来像から逆算して考えることが必要です。
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