心地よい「居場所」を準備する
ライフプランラボの場所は、兵庫県宝塚市ですから六甲山がすぐ近くに見えています。 車で30分も走れば、素晴らしい見晴らしの展望台や有馬温泉にたどり着きます。
【若手記者が行く】六甲山大学に”入学”スーツ姿で参加した10キロハイク、そこで思い知ったこと
六甲山系全体をキャンパスにした市民大学「六甲山大学」が10月から開校したのですが、私も以前から気になっていました。 阪神間で生活していれば、どこにいても六甲山は見えていますし、山頂まで近いのも非常に魅力です。 本格的な登山はもちろん、バスや車でもすぐに登れるスポットとして有難い存在ですね。
健康ブームじゃありませんが、マラソンや山登りを取り入れた、健康的でおしゃれなライフスタイルが身近になっています。 さて、私もそうして活発に体を動かしているのかというと……、今のところ願望でしかありませんが……。
市民大学というと、どうしてもリタイア世代が中心のイメージですが、リタイア準備の期間に入った世代も、こうしたイベントや企画を十分に活用してみてはいかがでしょうか。 職場中心の人間関係から少し離れてリフレッシュするのもいいでしょうし、リタイア後の生活設計のヒントが見つかるかもしれません。
子どもを出産したお母さんが「公園デビュー」から地域に馴染んでいくのと同じように、男性もリタイア後の地域デビューのためにある程度の準備が必要ではないでしょうか。 心地よい「居場所」って、単なる空間の場合もあると思いますが、普段から気安く過ごせる友人や仲間との「居場所」というのがあっても楽しいですよね。
リタイア後に限った話しではなく、現役世代としても仕事からすっかり離れた、自宅周辺の友人というのは有難いものです。 特に、共通の趣味を通じた友人とかじゃなくても、すっかりオフモードで過ごせる仲間がいれば、たまりがちなストレスも発散できますから。