突如、やってきた相続バブル

活況のようです。 相場ではありません、金融機関が…、です。

【ビジネスの裏側】活況・相続ビジネス、「税制改正」に群がる銀行…「孫への教育資金非課税」などで新商品続々 msn産経ニュース

両親や祖父母からの援助ですが、じゃんじゃん使えばいいと思います。 相続対策だとか難しいことは関係なく、「かわいい孫のために」という有難いお気持ちですから、大切に使わせていただきましょう。(笑)

キャンパス

 

相続対策といえば、「相続税対策」「納税資金対策」「遺産分割対策」の三つが柱ですが、冒頭のニュースにもあるように相続税の申告が必要な人は限られます。 しかし、相続税の負担増はじわじわと確実にやってきているので、「まさか?」という人も増えているかもしれませんね。 相続対策といっても簡単ではありません。 税制改正の影響をまともに受けますし、時代や経済状況などによっても変化するものです。 相続税を減らしたいのであれば、相続財産を減らせばいいわけですが、そう簡単にはいきません。(汗) 生前贈与を使うのが最も単純でわかりやすいですね。

 

「子どもの教育費を、お願いできないものか」という発想自体は悪いことではないと思いますが、援助してもらえたからといって、普段の家計管理のタガが外れてしまうのも困りものです。 子どもと一緒に、感謝の気持ちを忘れないようにすることはもちろんですし、援助が際限なく続くようなことにならないように注意したいです。 また、兄弟姉妹がいるようであれば、盆と正月のコミュニケーションを大切にして、お互いに「ねたみ」「やっかみ」「ひがみ」なんかが生まれないようにも気をつけておきたいです。(心配しすぎかもしれませんが)(笑)

 

あと、贈与を考えている側の両親・祖父母の皆さんへ……。 教育資金非課税贈与の信託商品、興味をもって金融機関を訪ねることは構いませんが、「孫に贈与するほどのお金がわが家にはありますよ~」って伝えているようなものですから、その後の営業攻勢に耐えられるように、心の準備も必要ですよ。(心配しすぎかもしれませんが)(笑)

 

 

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